2018年の世界の出来事や注目された人物を、政治経済から科学、芸術、スポーツまで幅広く収録しています。約200の国と地域の動向を把握できる「世界の国々・地域」には、「アジア」「アフリカ」「オセアニア」「北アメリカ」「中東」「日本」「ヨーロッパ」「ラテンアメリカ」「ロシア・NIS」の九つの地域情勢についての専門家の解説を新たに掲載。2018年を振り返るとともに、国境を越えた国際情勢への理解を深めることができる一冊です。さらに、iPS細胞の生みの親である山中伸弥氏(京都大学教授)と、映画監督の河瀨直美氏が「平成」を振り返ったエッセーを特別収録しています。
カメラと駆け抜けた「平成」
河瀨直美(映画監督)
激動の平成時代を振り返る
山中伸弥(京都大学iPS細胞研究所所長・教授)
今日内外で広くみられる事象、事件、学術的動向の分析や解説記事です。
それぞれの分野や問題の第一人者が、原因や背景など専門的な部分にまで踏み込んで執筆しています。
前年までとは打って変わって融和ムードが演出された2018年の朝鮮半島情勢。しかし非核化の具体的進展は見えない。
2018年、世界は米中の激しい貿易摩擦をかたずを飲んで見守った。ではなぜ、今日でも保護主義が支持されるのだろうか。
国家主導の強制不妊手術に対する訴訟が起こされた2018年、優生思想に基づく差別は決して過去の問題ではなかった。
少子高齢化が加速する日本。はたして「働き方改革」は労働力の確保と、高齢者の充実した人生につながるだろうか。
2030年までの国際開発目標「SDGs」の実現に向け、開発途上国では、ICTがその発展をリープフロッグさせている。
厳寒や運営面の困難が続くなか、日本選手は五輪でメダル13個を獲得、夏の東京大会にはずみをつけた。
マイクロプラスチックによる海洋汚染が深刻化するなか、世界がプラスチック汚染対策に動き出した。
世界的に気象災害が頻発した2018年。今後、地球温暖化が進むにつれて、さらに極端気象が増加すると考えられている。
2018年、日本各地を襲った豪雨災害。被害を軽減していくために、解決すべき課題を考察する。
スラウェシ島で発生した地震は津波を伴い、液状化現象による大規模な泥流も引き起こし、甚大な被害をもたらした。
2018年は、iPS細胞やES細胞などを使った患者治療の実現に向けて大きく進展した年となった。
ロシアで開催された2018年サッカーW杯は、試合内容の面でも開催者のホスピタリティーの面でも過去最高と評された。
この年に広く関心を集めた話題・出来事をとりあげた解説、読み物。
平昌オリンピック・パラリンピック
長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産
FIFA ワールドカップ ロシア大会
2018年を通じ、政治、ビジネス、科学技術、芸術、文学、芸能、スポーツなど、さまざまな分野で注目を集めた内外の人物20人を厳選し、その業績や素顔などを紹介。
2018年に没した内外の人物100人を厳選し、経歴と業績を回顧。
2018年のノーベル賞受賞者の経歴と業績を、平和賞、経済学賞、化学賞、物理学賞、生理学・医学賞の各賞
おもな映画賞、文学賞、スポーツの記録などを収録。
日本と都道府県の現勢を数値で示す、人口、面積、産業、経済、社会、教育ほか広範な最新基幹統計。