今年は『ブリタニカ百科事典』がスコットランドのエディンバラで創刊されてから250年にあたります。各時代を代表するさまざまな寄稿者によって紡がれ、改訂を繰り返し、過去からの知識を継承するとともに、最新の情報を伝えてきました。
『ブリタニカ国際年鑑』2018年版は、今年だけの特別な内容として、この長い年月を振り返り、百科事典の項目の中から、初版に掲載されたアンドルー・ベルの貴重な銅版画や、錚々たる歴史上著名な人物から寄稿された珠玉の文章の一部を翻訳して掲載しました。さらに、「明日へのメッセージ──31の特別寄稿」と題し、現在世界で活躍する名だたる著名人によるエッセーを掲載。創刊250年を記念した特別なメッセージをお届けします。
愛/エーテル/「カリフォルニア」/拒食症と過食症/ギロチン/原子エネルギー/子供の遺棄/女性/所得税/タイプライタ/たばこ/地球/チーズ/著作権/痛風/天文学/痘瘡と種痘/奴隷の扱い方/ノアの箱舟/はげ頭/フェイクニュース
今日内外で広くみられる事象、事件、学術的動向の分析や解説記事です。
それぞれの分野や問題の第一人者が、原因や背景など専門的な部分にまで踏み込んで執筆しています。
進む社会の分極化、物議をかもす外交。新たな大統領を迎えたアメリカは、2017年にどう動き、変わったのか。
国際社会の非難をよそに核・ミサイル開発を進める北朝鮮。だが、それに対応すべき周辺国の歩調はそろわない。
2期目の政権を始動させた習近平。「中国の夢」と唱える自身の夢の実現に向けて、強引な権力集中もいとわない。
2017年秋のドイツ連邦議会選挙は、ヨーロッパ全体にもう一度EUの将来性について熟考させる結果を残した。
テロ等準備罪、いわゆる共謀罪はテロ対策として機能せず、野放図な捜査拡張と犯罪誘発を許す危険がある。
二重国籍者は国会議員になれないのか。日豪同時並行で起こった問題をどのように理解すべきか。
2017年の総選挙では、野党の分裂の末に自民党が大勝し、改憲勢力は国会発議に必要な3分の2を上回った。
マスメディアへの信頼性が薄れ多種多様な報道が飛び交う今日、私たちはどのように情報を選択するべきなのか。
高度なミサイル防衛能力をもつ日本。しかし、ミサイルの脅威が高まり、いっそうの努力が求められつつある。
人類初の重力波の直接検出から2年、重力波源の特定が可能となった。「重力波天文学」が新たに幕を開ける。
この年に広く関心を集めた話題・出来事をとりあげた解説、読み物。
2017年に内外で起こった重要な出来事を暦日で記録。
政治、経済、社会、産業、文化、芸術、科学など諸分野の事項について、2017年を中心とする動向を詳述。
有人宇宙飛行、各国の原子力発電の割合、主要国の航空宇宙工業、世界と日本の主要地震、日本と主要国の自動車生産台数、世界の宗教信者数、主要国の株価指数、GDP成長率、日食・月食・二分二至、おもな映画賞、文学賞、スポーツの記録など、図表多数を収録。
2017年を通じ、政治、ビジネス、科学技術、芸術、文学、芸能、スポーツなど、さまざまな分野で注目を集めた内外の人物20人を厳選し、その業績や素顔などを紹介。
2017年に没した内外の人物100人を厳選し、経歴と業績を回顧。
2017年のノーベル賞受賞者の経歴と業績を、平和賞、文学賞、経済学賞、化学賞、物理学賞、生理学・医学賞の各賞ごとに詳述。
世界195の国・地域の、2017年の出来事と、現勢を表す基本統計・図表類を収録。 政治体制、元首、面積、人口、人口動態、主要都市、民族、宗教、経済、産業、貿易、教育、医療、運輸、通信、国防の多岐にわたる情報で、各国の最新動向を一望。
日本と都道府県の現勢を数値で示す、人口、面積、産業、経済、社会、教育ほか広範な最新基幹統計。