ブリタニカ・ジャパン株式会社(東京都千代田区、代表取締役社⻑:須藤みゆき、以下ブリタニカ)は、長年、学校現場に愛されてきた調べ学習・協働学習・探究学習に役立つオンライン百科事典『ブリタニカ・スクールエディション』(小・中学生版)に新機能を追加し2023年4月3日(月)、全国の教育機関向けに提供します。
『ブリタニカ・スクールエディション』と児童・生徒の教育改革
2030年、少子高齢化によって日本の生産年齢人口は現在の総人口の約58%*にまで減少します。未来を担う児童・生徒にとって、従来の受動的な学習だけでは、今後の急速な情報化や技術革新による社会的変化に対応することは難しいと考えられています。予測不可能な未来に対応できる能力を向上させるためには、自らが主体的に学び、あらゆる分野の知識を身に付けることが必要不可欠となっています。
ここ数年、文部科学省により進められている「GIGAスクール構想」で、学校現場のICT学習環境は飛躍的に整備され、児童・生徒が個別で使用する端末と、それにしたコンテンツの普及により『ブリタニカ・スクールエディション』も急速に導入が進んでいます。
『ブリタニカ・スクールエディション』は2001年から提供を開始した、ブリタニカ百科事典をベースとするオンライン教材です。紙の百科事典の時代から、現在まで続くエキスパートの徹底したファクトチェックによる「安心・安全」な情報を武器に、約160,000の百科項目と約400,00点のイラスト・写真・動画で、児童・生徒の教育に智のインスピレーションを与えてきました。『ブリタニカ・スクールエディション』はICT教育の現場で課題の解決に役立つツールがたくさん盛り込まれています。小学生版の項目は、低学年でも読みやすく編集され、且つフリガナ処理されています。また、イラストや文字をタップして、項目から項目へと簡単に進んでいくことができます。新しい情報に偶発的に出会うことで、児童・生徒の興味・知識の幅が広がります。
*引用:文部科学省HPより
『ブリタニカ・スクールエディション』の今後
ブリタニカでは、2020年に迎えた新社長と多くの教育業界のエキスパートにより「スタートラインは知ることだ」をブランドメッセージに掲げ、ブリタニカの持つ全ての教材に新しい風を吹き込んでいます。紙で作られた信頼ある百科事典の誕生から250年以上の歴史を持つブリタニカが、オンライン百科事典へ移行してから数年がたち、さらに進化し全ての学ぶ人と教える人に寄り添った、学びのソリューションを提供しています。今回は進化の過程として『ブリタニカ・スクールエディション』に新機能を追加しました。今後も引き続き、児童・生徒の探究心を刺激し、能動的な学習意欲を引き出すソリューションを提供してまいります。
『ブリタニカ・スクールエディション』新機能の特長と一覧
ブリタニカでは、生徒・児童の興味関心を引き出し、自発的に学習意欲を向上させることが探究心に大きく影響すると考えています。そこで、生徒・児童が自ら興味を示し、楽しみながら知識を深めることのできる、クイズ形式の機能を追加します。近年、子ども向けのクイズが人気を博しています。新機能は、世界中で愛されているクイズそのまま『ブリタニカ・スクールエディション』(小学生版)に取り入れ、生徒・児童の「楽しいからもっと知りたい」という気持ちを引き出します。クイズは様々なジャンルの問題が出題され、そしてクイズの正解内容をさらに深堀りできるよう項目へのリンクも搭載されているため、クイズだけでとどまらず調べ学習にも連動します。調べ学習では新しい知識との偶発的な出会いも期待でき、さまざまな事柄を学ぶことができます。『ブリタニカ・スクールエディション』(中学生版)には、世界情勢や時代背景を包括的に知ることが出来る、ブリタニカ編集部厳選のおすすめ記事を特集レポートして搭載しています。豊富な知識の構築は、個人の学習のみならず、協働学習やグループワークなどの集団活動においても、アイデアを生み出し、議論を活発にします。小学生から中学生まで、新しい機能を入り口に、授業内や家庭学習において、楽しみながら主体的に広い知識を得ることができます。この春、クラスにたくさんの知識王が誕生すること間違いなしです。より楽しく、毎日開きたくなる新機能で、生徒・児童の主体的な学びをサポートします。
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