【探究・知識を深める】エスワティニはどんな国?

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2018年4月19日、アフリカ南東部にある国「スワジランド」が「エスワティニ」に国名を変更しました。

国王ムスワティ3世はこの日、イギリスからの独立50周年を記念する式典での演説のなかで、国名を「スワジランド」から「エスワティニ」(Eswatini)に変更すると宣言しました。

国王によると、前の国名「スワジランド」はイギリス植民地時代に名づけられたもので、そのため国民から不満の声も多かったといいます。スワジ族のことばで「スワジの土地」を意味するという「エスワティニ」を採用することは、この声に応えたかたちでもあったようです。また、英語表記 “Swaziland” は “Switzerland”(スイス)と間違えられることも多かったとか。

ブリタニカ国際年鑑2019年版

エスワティニから世界を知ろう!

そんなエスワティニについて、どのくらい知っていますか? エスワティニ王国は、立憲君主制の形態をとっていますが、実態は国王が圧倒的な権力をもっており、絶対君主制と報じられることもあります。面積は約1万7000平方キロメートルと日本の四国よりやや小さく、住民は約 80%がバンツー語系のスワジ族です。人口の70%弱は30歳未満です(日本は30%弱)。現在、隣国であり、最大の貿易相手国でもある南アフリカ共和国South Africa)との間に全長146キロメートルの鉄道新線の建設が計画されているそうです。

では、このエスワティニ、どのようなものを輸入・輸出していると思いますか?

ブリタニカ・オンライン・ジャパンではエスワティニはもちろん、世界各国について基本情報から国の歴史、地勢・気候や民族構成、産業から近代の動きにいたるまでを読むことができます。国旗の由来を知ったり、国歌を聞いたりすることもできます。さらに、その国の一年の振り返りに、各種の統計データやグラフが加わったブリタニカ国際年鑑の記事もご覧いただけます。


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