母子手帳(正式には「母子健康手帳」というようです)は、1940年代に日本でつくられました。国際協力機構〈JICA〉では、国際協力の取り組みとして、母子手帳を世界に広めています。
このグラフは、先進国3ヵ国(日本・アメリカ合衆国・フランス)と、発展途上国3ヵ国(ソマリア・リベリア・エチオピア)の、乳幼児の死亡率を表しています。先進国に比べて、発展途上国の乳幼児の死亡率がいかに高いかわかりますね。
発展途上国では、医療が十分整っていないため、乳幼児だけでなく、出産前後になくなる女性も多いのです。母子の健康を守るために一役買っているのが母子手帳ですが、国や地域によって大きさやデザイン、書かれている内容はさまざまです。
詳細は、小中学校の授業を支援するデジタル教材「ブリタニカ・スクールエディション」の協働学習コンテンツ(日本が特に取り組むべき国際協力の活動は?)にてご覧いただけます。「JICAにインタビュー[母子健康手帳〈母子手帳〉の普及]」をぜひお読みください。「手帳を世界に広めることが、どうして母子の健康を守ることにつながるの?」という疑問が、きっと解決すると思います。
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ブリタニカ・スクールエディションは、小学校、中学校など教育機関で利用されているオンラインのデジタル教材です。